本年も残すところあと数日となりました。
少し早いですが、年末のご挨拶を。
皆様良いお年をお過ごしください。
来年もどうか、建築図面受注センターをよろしくお願いいたします。
コロナ禍に関して思うこと
最近はコロナ禍がまた、第何波か知りませんが、厳しくなってきて、
外出してその様子を紹介するこちらのブログを更新し続けることに
少し迷いが出てきておりました。
ただ、身体がコロナにかからずに健康であると同時に、
心も健康でないといけないと常々感じております。
私の個人的な毎日の送り方として、仕事と趣味のバランスが大切で。
そしてまた、他者と一緒に仕事を進めたり、
友人と他愛のないことを語らったりする時間と同じくらい、
1人で美しいものに触れ心動かされ感性を豊かにしていく時間(つまり、1人旅)が大切で。
そういった『自分のペース』を考えることだけでも精一杯なのです、私の人生は。
だから、世の中でCOVID-19に罹った方が何人いらっしゃるかとかの数字や
必要以上に煽ってくるマスコミにはそんなに関心がなくて。
ただ、自分と、家族や友人さえ健康で幸せであればそれで良いのではと思ってしまっております。
だって、私は聖人君主ではないので。
そんなわけで、これからも、ひたむきに淡々と自分のペースで
ブログを更新していこうと改めて決心いたしました。
かなり身勝手でぶっきらぼうな言い方にはなってしまいましたが、
そもそも誰とも会話しない1人旅(マスクの下でひとり言を呟くことは多々ありますが…)ですし、
もちろん病にかからないように要所要所で消毒するなどして、
しっかり注意しておりますので何卒ご容赦いただければと。
初詣でお願いするのは間違いなく「無病息災」と「世界平和」です。
熱田神宮
さて前置きが長くなってしまいましたが、
今回は12月初旬に訪れた名古屋で見てきた建築を紹介したいと思います。
まずは熱田神宮から訪れました。
正面から入り、まっすぐ本殿へ。
境内は森に囲まれてかなり広く、本殿までなかなかの距離がありました。
熱田神宮は神明造で、屋根は銅葺きです。
写真の通り、鰹木が等間隔に配置されて荘厳な面持ちをしています。
今回は御神印を書いていただけました。
(平安神宮で書いていただけなかった寂しさがあったからか余計に感じましたが、)
やっぱり目の前で書いていただけるのは嬉しくて。
「奉拝」の「拝」の文字の最後の一画を伸びやかに書いていただいている様を見ていると、
背筋がピシッとするような、心がまっすぐになるような気がしました。
(その所作を見ていると、その人の人柄が伝わってくるような、
音にはならない会話をしているような感じがします。)
熱田神宮と言えば、天皇陛下が御即位されて、令和の時代になる際に話題になった通り、
三種の神器のひとつである『草薙神剣』(別名:天叢雲剣)が祀られている場所です。
刀剣が御神体として祀られているため、各地で打たれた刀が寄贈されてきた歴史があるようで、
境内にある文化殿(宝物庫)にはたくさんの日本刀が展示されていました。
日本刀は武器としての価値ももちろんですが、西洋の剣にはなかなか見られない、
美しさを追求する美術品としての側面も強く、
その刃文を見て私も素人ながらに何となく美しいと感じることができました。
栄駅
さて、場所を移して栄駅周辺へ。
こちらはオアシス21というバスターミナル。
いくら薄く張っているとは言え、面積が凄いので重量的に大丈夫なのか、シーリングが切れないのか少しだけ気になりました。
メンテナンスをこまめにしているのでしょうか。
大屋根の下には複合施設もあり、冬ということでスケートリンクも設営されていました。
こちらはそのすぐ近く、名古屋テレビ塔を中心とした久屋大通公園。
テレビ塔の足元にはカフェ。
そして周囲には小さなショップが並んでいます。
これらのショップのファサードには縦縞がところどころ配置されています。
恐らくテレビ塔の垂直性を意識してのデザインでしょう。
全体としての統一感が意識されていて良いなと思いました。
こちらはそれらのショップのひとつで、ふらっと立ち寄りました。
ギャラリーも併設した店舗です。
雰囲気が良い感じ。
何故か映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のデロリアンが展示されていました。
レトロフューチャーなデザインはワクワクしますね。
夕方になってきました。
テレビ塔の上部に上がってみようと思います。
1階には「タワー協議会」なるものの紹介パネルが。
東京タワー、梅田スカイビル、京都タワーなどなどが加盟しているようです。
こちらがテレビ塔の上からの景色。
左手に見える楕円形は先ほど紹介したオアシス21です。
冬は空気が澄んでイルミネーションが映える季節ですね。
こちらは次の日の朝に撮った写真。
公園の中央に水面があり、「ここで写真を撮るべし」みたいなアフォーダンスを受け、まんまと撮ってしまいました。
名古屋出身の友人に聞くと彼が学生の頃は何もないだだっ広い広場だったそうで、最近リニューアルされたそうです。
そう聞くと、あまりにおシャレな感じになっていることにも納得しました。
少し文字数がかさんだため、今回はこのぐらいにしておきます。
次回は、帝国ホテル正面玄関などを紹介します。