どんな仕事をしていても、どんな団体で活動をしていても、伝えたい方へ伝えたい内容の「情報発信」をすることに、難しさを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
前回は、伝えたい相手へ伝えたい内容をお伝えするために、情報発信ツールをどのように使い分けると効果的なのかを一部お伝えしましたが、今回は残りの情報発信ツールに関してご説明いたします。
1)Youtube
広報よりも、ノウハウなどのコンテンツを提供するのに向いています。特に、体験内容などを動画で見せると効果的です。例えば、ご自身は当たり前だと思っていても、文字では伝わりにくい情報などが向いています。動画の長さは、3分以内が理想です。3分という目安は、都心の方々が地下鉄で移動する際の一駅分の間に閲覧することを想定しています。
また、前回お伝えしたFacebookにおいても、文字だけよりも写真入りの方が見てもらえる可能性が増えるし、さらに写真よりも動画の方が閲覧数の増加を見込めるという特徴があります。
この場合、動画を一度Youtubeにアップして、そのリンクのURLをFacebookに貼り付けて表示させるのが一般的です。
2) メール
以前と違い、メールがスマートフォンで読むことができるようになりましたので、読みやすさが向上しています。それで、30代以上を中心に、メルマガ再活用の流れができてきました。しかし、若い世代は、いろいろなメディア等に簡単なメッセージ機能が付いていることから、メールを使わなくなってきています。
つまり、情報発信ツールとして利用するかどうかは、伝えたい対象の年齢を考える必要が有ります。
3) Line
10代、20代、30代の方の8〜9割強の方はメールの代わりにLineのメッセージ機能を多用しています。Lineスタンプの利用しやすさも普及に一役買っているようです。今後利用者の多いLineをどのように活用していくかが鍵ですが、「個別メッセージ」の他、「Lineグループ」としてグループ内の情報交換に役立てている方も多く見られます。
ほかにもLineには、「Line@」という機能があります。メールマガジン感覚の無料情報発信ツールです。
まず、他の「Line@」のサイトを登録してみて、どのような情報発信に活用しているか、どのようなコンテンツを盛り込んでいるかなどを参考にするとよりよい情報発信に繋がります。
以上、昨今多様化している情報発信ツールごとの特徴と活用方法をお伝えいたしました。ぜひ、仕事やいろいろな活動における情報発信を行う際にお役立ていただければと思います。