新潟県の「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレ2018が、2018年7月29日から9月17日まで開催されます。

芸術が垣間見れる場所を通過するだけでも非日常的でとても面白いのですが、積極的に参加することで100倍楽しんでみませんか?

「大地の芸術祭」越後妻有アートトリエンナーレとは?

過疎高齢化の進んでいる、日本有数の豪雪地「越後妻有(新潟県十日町、津南町)」を舞台に、3年に一度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

農業を通して大地と関わってきた「里山」の暮らしが今も残っていて、「人間は自然に内包される」を基本理念とした「アート」を道しるべに里山を巡ります。

(1)芸術祭の準備プロセスを見学してみる

まつだい「能舞台」(松代エリア)が、改修工事を終え、リニューアルオープンしています。こちらでは、大地の芸術祭LIVEセンター」(時間 10:00〜17:00)が設置され、参加作家のプランや制作状況など、大地の芸術祭のすべてを公開するという新たな試みが行われています。

開催前に訪れたり、開催中にも訪れたりして、ぜひ、芸術際を色々な角度から楽しめます。

(2)芸術のワークショップに参加してみる

2018年6月30日(土)10:00〜ワークショップ「Newヤギ小屋」を作ろう!+春の特別対談「中里和人×田島征三」が開催されます。

場所は、「絵本と木の実の美術館」(新潟県十日町市真田甲2310-1)です。

校庭の桜の下にリニューアルするヤギ小屋のテーマは「砦(とりで)」です。参加者みなさんでヤギの砦を完成させるという興味深い内容です。

また、ワークショップの開催時間は約2時間ですが、その後13:30から、お二人の対談が1時間程度開催されます。芸術を完成させるのに参加し、芸術家の方が何を考えているのか身近に感じることができる機会となっています。

参加費は、大人1000円、子ども500円です。ワークショップに参加するには、ホームページから事前に予約が必要ですし、対談のみに参加される方は、別途入館料が必要ですのでご注意ください。

(3)大地で遊んでみる

「FC越後妻有」は、農業をしながらなでしこリーグを目指す女子サッカーチームです。その選手のみなさんと、越後妻有の大地でサッカーを楽しむという企画です。

女子選手と監督が指導してくれる貴重な機会です。場所は奴奈川キャンパス(新潟県十日町市室野576)です。参加費は500円です。

毎月二回ほど開催されていますので、こちらも、ホームページより事前にお申し込みください。

以上、2018年に行われる「大地の芸術際」を100倍楽しむための工夫をご紹介いたしました。参考になる部分がございましたら、ぜひご参加ください。